自分にあったバイクの見つけ方
バイクは、たくさんのメーカーから多種多様なものがラインナップされています。
大きさや機能、目的などはバイクによって異なりますし、ライダーの身長や体力、どんな用途で乗るのかという点も異なるでしょう。
そのため、バイクを見つける際には自分に合った一台を見つけることで、高い満足度が長く続きます。
多くの人が満足している大人気の車種でも、自身が乗った時に足がつかないとか方向転換しづらいと感じるのでは、自身にとってそのバイクは理想的なバイクとは言えません。
自分に合ったバイクを見つける際に最初にチェックしたいのは、足つきです。
足つきはライダーの身長とバイクのシート高によって変わりますが、目安としては身長150cmならシート高は780mm以下、身長165cmならシート高860mm程度がおすすめです。
ライダーの股下の長さによっても乗り心地は変わりますが、バイクにまたがった時に両足でつま先立ちできるぐらいが自分に合ったバイクと言えます。
バイクの重量も、自身の体力に合ったものを選ぶ必要があります。
バイクが転倒したときには自身でバイクを起こさなければならず、体力に合ったバイクでなければとても大変です。
体力に自信がない人はできるだけ軽量タイプのバイクを選ぶのがおすすめですが、軽さを追求するほどバイクの選択肢は少なくなってしまいます。
その点は、あらかじめ理解しておいた方が良いでしょう。
ちなみにバイク教習所で多く利用されているホンダのCB400SuperFourは、カタログ値で207kgあります。
これを目安にバイク選びをすると良いかもしれません。
バイク選びの注意点とは?
バイクを選ぶ際、シート高や重量はもちろん大切なポイントですが、どんな目的にバイクを使うのかという用途を考え、用途に合ったものを選ぶことをおすすめします。
例えばツーリングやサーキット走行を考えている人なら、バイクのパフォーマンス性で選んだほうが満足度は高くなるでしょう。
市街地走行がメインの人なら、小回りが利く原付車がぴったりかもしれません。
人気のネイキッドバイクはエンジンなどバイクの構造やメカニカルな部分を楽しみたい人にオススメで、軽量ですっきりしたデザインが多く、ツーリングから市街地走行まで幅広く対応できる車種がそろっています。
初めてバイクを選ぶ際には、必ず試乗することをおすすめします。
ネットやカタログなどで紹介されている特徴や口コミを参考にしながらも、最終的には自身が乗った時のフィーリングや乗りこなせるかどうかという点で選んだほうが長く乗れるバイクを見つけることができるでしょう。
レンタルバイクショップを利用して試乗するという方法もアリです。
レンタルショップでは車種を指定できることが多く、半日から1日ぐらいレンタルして普段走行する場所を走ってみれば乗り心地や使いやすさなどが分かります。