バイクに乗っていても知らない事って結構ある
昔はバイクもメンテナンスなどしっかり行わないと状態が悪くなるものも多く、昔の人の方がよりメカニックな事も理解していたし、バイクに利用されているオイルなどについても知識がありました。
現代は色々なお店ができてバイクショップなども多数ありメンテナンスなども受け付けてくれますが、昔は専門的なお店も少なく自分である程度の知識を持っていないとバイクに乗るのも不安だったという面もあります。
インターネットなどがない時代でバイクの様々なことを知りたいという時には本を買って勉強したり、お店の人に習うなどが必要でしたが、今はインターネットがあるので知識を得る方法も色々あるといえるでしょう。
しかし!バイクに乗るものとしてやはりバイクについて少し八式を持っておくべきです。
エンジンオイルの役割を知っていますか?
エンジンオイルはバイクにとって重要なオイルですが、どのような役割があるか理解されていない人も多いです。
エンジンの中はたくさんのパーツで構成されており、金属同士がかみ合ったりすれたりすることでエンジンを正常に動かしています。
その金属と金属がかみ合ったりすれる箇所に油を注入してやると、金属と金属のわずかな隙間に入り込み摩耗を少なくできるのです。
エンジンオイルを使っても経年劣化でやがて内部のパーツも摩耗しますが、できる限り早く摩耗など起こさないようにエンジンオイルを使います。
エンジンオイルを使うことで金属同士がむやみにすれることがなくなり、スムーズにかみ合うためエンジンも長持ちするのです。
エンジンに組み込まれている歯車同士にクッション的なものを入れるようなイメージを持つとわかりやすいでしょう。
オイル交換が必要といわれたらそれは「エンジンオイルのこと」
そろそろオイル交換が必要な時期ですねといわれることもあると思いますが、オイル交換と言われたらそれはエンジンオイルの交換を指します。
エンジンは熱を発し動力に伝えてバイクを動かしていますが、エンジンオイルはこの熱によって劣化を起こしたり、歯車同士がかみ合う時に出てくる細かい金属の削りかす「鉄粉」などで汚れるので交換が必要なのです。
オイル交換を適切な時期に定期的に行う事で、オイルは常にいい状態を保てます。
オイルがいい状態を保っていればエンジンも長持ちし、バイクも快適な走行が可能となるのです。
エンジンオイルは何でもいいとは限らない
エンジンオイルは安いもの・高いもの、メーカー品やメーカー品ではないものがあります。
エンジンオイルはエンジンを円滑に動かすために重要なものなので、できればバイクメーカーが推奨している純正のオイルを利用する方が安心です。
オイル交換の時期や推奨されるオイルについてはバイクの取扱説明書に明記されています。
取扱説明書がないようならバイクショップなどに聞いてみるといいでしょう。