バイクの取り回しとは?

バイクの取り回しってどういうこと?

バイクの雑誌やバイクの特徴を紹介するところを見ると「取り回しも良く」という言葉がよく使われています。
バイク用語ですが、取り回しがいいってどういうことだ?と疑問を持っている方も多いでしょう。

色々な意味で利用されますが、特にエンジンを切ってバイクを押しているようなときに取り回しがいいという表現を使います。
このほかにもバイク操作の中で取り回しがいい、取り回しが効くといった言葉をよく使うので意味を理解しておきましょう。

バイクを動かす時に利用する「取り回し」

教習所でバイクの免許を取得するためにバイクの操作を習いますが、最初に行うのはバイクを持ち上げること、さらに教習が進むと共感なしでバイクを動かすようになります。
教習所のバイクは自分の体に合わせて購入したバイクではないので、人によっては足付きが悪くバイクを動かしにくいと感じるかもしれません。

こうしたときに取り回しができないのでちょっと人の力を借りると表現する事もあります。
一人でバイクに乗ってエンジンを切ってバイクを移動させようとしたとき、自分の体系に合っていないバイクでうまく動かすことができず、「取り回しはほかの人に」と依頼する時など利用される事も多いです。

バイクの走行性能の中で取りしがいいというとき

バイクの走行性能などを雑誌やネット上で紹介しているところは多いのですが、そこでも「取り回しがいいバイク」と表現される事があります。
この場合、この大きさで重量もあるバイクだけれど街中など取り回しがいいとか、停止から動き始める際に取り回しに苦労しないといった表現です。

走行中でも低速でカーブを曲がる時、バイクによっては重さがあり大きさもあるので操作が大変な時があります。
大きなバイクだと細かい操作が必要なシーンでうまく動かせない事もあるので「取り回しにくい」などと使うのです。
逆に大きなバイクでも街乗りに適しているバイクなどは取り回しやすいバイクといえます。

取り回しがよくなったと技術が向上したときに利用する事もある

女性ライダーも今は大型で男性が乗るような取り回しにくいバイクを選ぶ方がいます。
最初は体重も男性より少なく身長も低いため、大きなバイクはどうしても取り回しにくく不安定になりますが、次第に運転にもなれて取り回しがうまくなるのです。
こうした技術の向上が見られたときに取り回しがいいと表現する事もあります。

取り回しという言葉はどのようなシーンで誰に使っているのかによって意味が多少変わるのです。
バイクに関してはどのようなシーンで取り回しという言葉が利用されているのか見てみると、その意味が伝わりやすくなります。