バイク乗りなら理解しておきたい言葉「タコメーター」
バイクの事をほとんど知らない方にタコメーターといってもバイクについている計器類だとすぐに頭に浮かぶことはないでしょう。
タコメーターがかっこいいなとか、タコメーター変えたの?なんて会話を聞いてきょとんとされる初心者ライダーもいるかもしれません。
もちろん海のたことは何の関係もありませんし、空に飛ばす凧とも違います。
バイクに乗るのならタコメーターくらいは理解しておくべきです。
タコメーターはエンジン回転数を表す機器
バイクに乗ったことがない人でもバイクの景気の中にあるスピードメーターは速度を計測する機器だなとわかると思います。
スピードメーターの横にあるのがタコメーターで、タコメーターはエンジンの回転数を表示しています。
自動車と同じようにスクーターなどに多いオートマは速度が上がったり下がったりするたび、自動的にエンジンのギアが変わりますが、一般的なバイクはクラッチがあり速度に会わせてギアを変えていく事が必要です。
アクセルを開けるとエンジンの回転数がどんどん上がってスピードも同時についてきます。
しかしエンジンの回転数は上限があり一定の速度まで来たら、エンジンの回転数に合わせてギアを変える事が必要となります。
適切な回転数を数字によって知らせてくれるのがタコメーターです。
エンジンの音を聞いていればギアチェンジのタイミングもわかるのですが、初心者ライダーはタコメーターがあるとどのタイミングでギアチェンジを行うべきかすぐにわかります。
初心者の方・異常が感じたときにはあった方がいい機器
最近はタコメーターなど必要ないだろうという意見も多いです。
ライダーはエンジン音や走りの状態でギアをチェンジするタイミングがわかるので、ほぼタコメーターを見ないという人も多いのです。
しかし走行中にエンジンの調子がおかしいなと感じる事もあります。
エンジンを吹かしてもエンジンの回転数が上がっていないような音、空回りしているような音がする時などです。
こうしたときにタコメーターでエンジンの回転数を見てみると、明らかにエンジンの調子がおかしいこと、故障の可能性が理解できます。
初心者の方にとってギアをチェンジするタイミングを知る大切な機器といえますが、ベテランライダーについてもタコメーターは異常を知らせるという重要な役割を持っているのです。
こうした役割とともに、計器類部分をかっこよくカスタムしたいとタコメーターを別のものに変える方もいます。
スピードメーターの横にある機器でバイクを見る時に目に入ってくる部分に設置されているのでタコメーターを変えることでバイクの見た目を変えるという事も可能です。
タコメーターが変わるだけでバイクの印象も結構変わります。