万が一の被害を抑えるキルスイッチ
バイクの右グリップ部分につけられている事が多い赤いスイッチのことをキルスイッチと言います。
このキルスイッチはいざと言う時にバイクの被害を最小限に抑える重要なスイッチです。
キルスイッチはその名の通り、スイッチを殺すスイッチで、エンジンを即座に停止させる働きがあります。
キルスイッチを押すことでエンジンプラグの発火が即座に止まり、キーを回したりせずともノータイムでエンジンを切れるのです。
バイク転倒時などにこのスイッチを押すことで、チェーンやタイヤが回転して大事故に繋がるような事態を防げます。
バイクが転倒することで自動的にキルスイッチがかかるタイプのバイクもあるほどです。
バイクは倒れたままでエンジンがかかっていると少しの弾みで勝手に動き出し、歩行者にバイクが向っていくような可能性もあります。
二次被害三次被害を防ぐためにも、いざと言う時にエンジンを切れるキルスイッチは要と言えるでしょう。
エンジンを操作する機能もあり
キルスイッチはバイクが転倒してしまった時などにエンジンを切るだけではなく、エンジン操作が出来なくなるタイミングでも活躍します。
例えばスロットルワイヤーが切れたタイミングなどで活用することがあるでしょう。
スロットルワイヤーが何らかの理由で切れてしまうと、アクセル操作が出来なくなり、メインキーでのエンジン操作が不能になります。
スロットルワイヤーを修理するためにもエンジンを切らないとどうしようもありませんので、そんなタイミングでもキルスイッチを使えばエンジン停止ができるのです。
エンジンを停止するための最終防衛ラインとして、キルスイッチは重要なパーツと言えるでしょう。
キルスイッチはしっかりメンテナンスを
そんな最後の切り札として活用されるキルスイッチですが、定期的にメンテナンスをしていないといざと言う時に作動しないため注意が必要です。
キルスイッチが故障した場合、アイドリングが不安定になったり、エンジンがかかりにくくなったりするなど、分かりやすく不調が現われます。
特にエンジンがかからなくなっている場合はキルスイッチ本体の腐食が起きている可能性が高いため、早めに交換しないと危険です。
キルスイッチの交換は業者に依頼してもそこまでの金額5千円程度で済みますので、自分で交換が難しい場合はお願いしてしまいましょう。
交換自体はそこまで難しく無いため自分でも交換できますので、初めてのメンテナンスとしてトライしてみるのもおすすめです。
キルスイッチ近辺の不調は早めに解消しないといざと言う時に大変な事態になりかねませんので、不調が現れる前に確認しておくと良いでしょう。