バイクショップ スピードスターの新車や中古車の慣らし方

無事にバイクの免許を取得して、これからバイクを購入してみようと考えている人は、
ショップの店員をしているとなんとなくわかります。
初めてのバイク選びでドキドキしている感じやわくわくしている感じが伺えるからです。
はじめてのバイクだから好きに選びたいと思うでしょうし、
もちろんバイクは好きなものを選ぶに限ります。

しかし、まだまだまったくのバイクの未経験者に、いい新車を購入するのは
ちょっとショップ店員としてはおすすめしません。
というのも、まったくの初心者はぶつけてしまったり、転倒したりで
バイクに傷をつけてしまいがちだからです。
ですから、費用的な面で心配がある人にもいえることですが、
中古車に目を向けてみることが大事だと思います。
中古車でもいいものはたくさんあったりするのですが、中古も新車もどちらにせよ
安全に乗るために大事なのは慣らしです。
中古と新車では若干慣らし方も違いますが、バイクにあった慣らし方をしていくのが、
愛車のためにも大事です。
ただ慣らしという作業は、距離をたくさん走ればいいのだと思っている人もいるようですが、
それではいけません。
慣らしとはただ単に時間稼ぎのように距離を稼ぐものではないのです。
ですから速攻で慣らしを終わらせたいと考えて、わざと高速を走っても意味がありません。

高速の場合は特に回転数の制限もありますので、
一般車とのスピード差が大きくなることも考えられます。
それに走ったらその分だけトップギアになってしまうので、
これが慣らしにならないのではないかというのが私の考えです。
なので基本的に慣らしを行うのであれば一般道で行うのが一番だと思います。

スピードについては高速も一般道も変わりはないのですが、
60キロ位で走るのが理想なのではないでしょうか。
また、もし新車を購入したときに頭に入れておいてほしいのは、
新車時は何もかもが当たり前ですが新品なので、やさしく扱うことが大切です。
極端に神経質に気にすることはないですが、急発進、急ブレーキなどの動作は注意です。
タイヤ、ブレーキ、その他、各部のあたりを気にかけるという意味でも、
急ブレーキ急発進などはしないでください。

バイクと一緒に自分も慣らしていくつもりで、ゆっくりやっていきましょう。
そして購入時、バイクの納車が寒い時期の場合は、タイヤにも十分気を付けておきましょう。
タイヤは走り始めが危険ですがちなみに、慣らしが終わったとしても最初の走りは
2~3Km位はいつも慣らしと思って丁寧に乗ったほうがいいでしょう。
やはりバイクに乗ることで一番気をつけることは、丁寧に乗ることですね。
基本的なことですが、バイクをうまく長く乗っていくためにはエンジンオイル、
オイルフィルターの交換は確実にやっておくことです。

もし始めの慣らし運転について、何か思う事がある場合は納車してもらう時に
お店の方に疑問を解消してもらうことも大事です。
ショップ側でもちゃんと説明してくれると思います。
慣らしをうまく行うことで、バイクライフも充実してくると思います。