カワサキのコンパクトバイク
カワサキのKSR110は、平均して税込み約29万円前後で販売されている1人乗り専用車で、2013年式ではブライトホワイト、ファンキーピンク、ライムグリーンのカラー展開があります。
コンパクトで気軽に乗れるボディには、前後のディスクブレーキ、倒立フロントフォークなどの本格的モーターサイクルメカニズムが凝縮されています。
軽い外出はもちろん、通学や通勤、ツーリングまで何でもこなせるマルチパーパスバイクがKSR110です。
自動遠心式のクラッチを採用しているので、AT限定の免許しか持っていなくても乗れます。
KSR110の機能と特徴
KSR110のボディはシートの高さが750mm、全長が1725mmとコンパクトながら、フロントフェイスを精悍に形成しているヘッドライトカウル、前傾イメージがレーシーなのボリューム感があるシュラウドによるもので、跳ね上がっているテール周辺のデザインなど、エッジが効いてシャープなスタイリングはストリートで映えます。
リアカウル内にテールライトを組み込んでいて、テール辺りの軽いデザインは、シートからのストレートラインが生み出しているのです。
搭載されているメーターパネルのうち、アナログ式で視認性にすぐれたスピードメーターが右側に、ターンシグナル、ニュートラル、ハイビームインジケーターが左側に設置されています。
サイレンサー、エキゾーストパイプはブラックアウトし、マシンイメージをより精悍なものにしています。
バックミラーには多面体形状でスタイリッシュなものを採用し、スポーティーな印象の倒立フロントフォークには、傷つきからインナーチューブを保護し、レーシーなフォークカバーが装着されています。
熱からライダーの足を保護してくれるカバーを採用したエキゾーストパイプの外観も、他部分のようにスポーティーな印象です。
アルミキャストホイールも当然ながらスポーティーなデザインで、軽快感がありレーシーなイメージを与えています。
搭載しているパワフルなエンジンは、空冷の4ストローク単気筒SOHC2バルブです。
低回転域でもトルクは力強く、高回転域へ繋がるスロットルレスポンスのスムーズさは、KSR110のコンパクトさからは想像しがたいほどの、スポーティーフィーリングを実現します。
7.3リットルという大容量の燃料タンクを搭載し、コンパクトながらシャーシには本格的なメカニズムが凝縮されています。
ブレーキにはフロントが外径200mmのディスク、リアには外径184mmのディスクで油圧式のものを搭載し、コントロール性の高さと優れた制動力が確保されています。
最小回転半径がたった1.9mなので、街乗りでの扱いやすさと安心感につながっています。