ヤマハSR4000の特徴
ヤマハSR4000が市場に登場したのは、1978年までさかのぼります。
発売当初は軽量でハンドルを取り扱い易かったため、単気筒のスポーツバイクとして女性からも愛されました。
2008年には排ガス規制に対応できず生産終了となったものの、2年後には再発売され、現在までヤマハが誇るロングセラーな車種として人気を集めています。
ヤマハSR4000の特徴は、どっしりと安定した重厚感のあるクラシックバイクという点です。
しかし見た目によらず軽量な点は発売当初からブレておらず、現在でも操作性には定評があります。
女性のライダーが多いのは、そうした点が大きな理由と言えるでしょう。
これまで何度もモデルチェンジをしていますが、外観だけで型式や年式を区別することが難しいという点もヤマハSR4000の大きな特徴です。
つまり、発売投資から40年間大きくシルエットを変えることなく、レトロなスタイルをかたくなに守り続けているバイクなのです。
またこの車種は、誕生してから空冷単気筒のバイクとして現存する唯一の車種という点も特徴です。
単気筒エンジンにこだわりたいライダーにとっては、まさにあこがれのバイクではないでしょうか。
ヤマハSR4000が人気の理由
ヤマハSR4000の人気の理由は、操作性と価格があげられます。
上記の通り軽量で取り扱いやすい車種なので、市街地走行にも適しています。
かっこいいバイクに乗りたいけれど操作性も大切だと考える人にとっては、おすすめのバイクとして人気があります。
さらにヤマハSR4000は製造台数が多く、市場には新車及び中古車が数多く流通しています。
購入しやすい価格帯という点もヤマハSR4000が人気の理由と言えます。
老若男女誰が乗ってもかっこよく決まる点もまた、人気の理由です。
シニアのライダーが乗ればクラシックな雰囲気に仕上がり、若いライダーならフォーマルな雰囲気にまとまる車種ともいえます。
ヤマハSR4000のスペック
ヤマハSR4000は、フラットなロングシートが特徴です。
ライディングポジションをライダーが調節しやすく、ツーリングの際には体を起こして走行することも可能です。
そのため疲れにくく、長距離走行にも適しています。
ステップの位置はほかのバイクと比較して若干前についており、これはヤマハSR4000らしいスペックと言えます。
ヤマハSR4000は、ボディ全体がスリムに仕上がっています。
パーツに無駄がなく、すっきりと美しいボディラインとなっている点も魅力です。
横に飛び出しているパーツがないため足つき性も良く、身長175cmぐらいのライダーなら両足を完全にべた足で接地できます。
身長がそれほど高くない人でも比較的足つきが良いという点も、ヤマハSR4000がロングセラーで多くの人に愛されてきた理由だと考えられます。