スズキ スカイウェイブ

5つの走行モード搭載のスカイウェイブ

スズキのスカイウェイブは、メーカー希望小売価格が税込みで約73万円、電子制御式CVT搭載のバイクです。
標準装備の5つの走行モードは、多くのライダーの特性や好みとマッチングします。

走行モードの切り替えはスイッチで行い、押す度にCVT、7AT、7MTの3モードに切り替わります。
CVTモードは街乗りから高速クルージングまで、快適でスムーズな走りを楽しむことができ、更にドライブモードとパワーモードの2種類に分かれています。
7ATモードはメリハリが効いた変速ができるため、キビキビとして爽快な走りを楽しむことができ、こちらもドライブモードとパワーモードがあります。
7MTモードは自分でシフトチェンジしてスポーティーに走りを楽しめる、アシスト機能付きの7速マニュアルモードとなっています。

スカイウェイブの機能や特徴

走行中、スロットルとブレーキ操作だけでシフトダウンを行うことができる、スロットルシフトを使うにはスロットルシフトスイッチをオンにします。
時速30km以上で走っている時に、ブレーキをかけつつスロットルを開閉すればシフトダウンし、その変速比で固定されることになります。
ボタンを押さずにシフトダウンできるため、効果的にエンジンブレーキを使いつつ、MT車のような感覚で走りを楽しむことができるのです。

リアサスペンションはリンク式で、大容量ダンパーが採用されています。
高速道路でも街乗りでも、1人乗りはもちろん2人乗りでもと幅広く、スポーツ性と快適性の両立も果たした走行性能です。
車体の下中央部にサスペンションユニットがレイアウトされており、走りを安定させるのに大切な低重心化のサポートにもなっています。
アルミ製のクッションレバーをスイングユニットとサスペンションユニットの間に設けていることから、クッションレバーの支点が中心となった作用点と力点の力の向きと位置が変わり、サスペンションユニットがストロークする比率も変化し、荷重特性が2次曲線的になっています。
これによって、良好で小さなストロークになっている路面においては柔らか、荒れている路面においては、しっかりと踏ん張ってくれるプログレッシブ効果の実現が果たせたのです。

搭載しているエンジンは、水冷のDOHC4バルブ単気筒で、高出力を全域で発揮できます。
2人乗りで高速道路を走っている時でも、余裕ある加速性能と走行を実現しました。
フロントブレーキには大径である直径260mmディスク、リアブレーキには直径210mmディスクを採用し、制動力を高めています。
フロント、リヤともにタイヤには大径タイヤを使用し、操縦安定性を高めてライディングフィールの素直さとの両立を果たしています。