スズキ GSX-R125 ABS

今原付2種がアツい!

昨今はコロナ禍の影響で世界のライフスタイルが変化しています。
そんな中、バイク市場だけは売り上げを好調に伸ばしており、原付2種(125ccクラス)に至っては過去三年間でトップの売り上げを出しています。
今がアツい原付2種ですが、そのラインナップにも変化があり、現在では通常のスクーターからカフェスタイル、レーサーレプリカモデルまで多種多様な車種を揃えています。
今回は原付2種の革命モデル、スズキ「GSX -R125」についてご紹介していきたいと思います。

完成されたデザインと存在感

スズキ「GSX-125」は250cc並みの車格と安っぽさを感じさせないフルカウルを装備した本格レーサーレプリカモデルです。
その風貌を見た方は「これ本当に125ccなの?」と感じてしまうほどの完成度で、必要なくても欲しくなっちゃうかもしれませんね。
重厚なスタイルとは反対にスリムなボディで、シート高は785mmとスポーツバイクとしては乗りやすく、134kgの車重なので取り回しにも苦痛を感じません。
170センチ以上の方ならば両足が余裕でついてしまうイメージです。
また、このスタイルと装備で税込41万5800円という安さもこのバイクの魅力といえるでしょう

125ccとは思えない加速とパワー

「GSX -R125」は125cc水冷DOHC単気筒エンジンを搭載しており、最高出力は15PS、最大トルクは11Nmになります。
また燃料タンクは大容量の11Lを装備し、満タン時では400Km以上の走行が可能になります。
しかし、スペックだけで語れないのがこの車種の凄いところ。
このGSX-R125は鋭い加速をするバイクで、排気量に見合った速度域で早いわけではなく、純粋にスポーツバイクとしての加速がすごいのです。
峠でのコーナーリングでは力をかける必要もなく勝手にバンクしてくれるほどのハンドリングが可能で、ABSが搭載されているおかげでタイヤが温まっていない状況でも安心したブレーキングが可能となっています。
また、ブレーキとサスペンションのコンビネーションが完璧で、ブレーキング復帰時にも車体のブレを一切感じることはありません。
サスペンションの動きもしなやかで、まるで有名メーカーの高級サスペンションのような質感さえ感じます。

125ccでもRシリーズの血筋を受けている

「GSX-R125」は最高クラスであるRシリーズの名を受け継いでいるだけあって、各パーツに一切の妥協がありません。
シートには上位スポーツモデルと同様な質感が採用されており、固めの座り心地としっかりとしたホールド感を再現しています。
また、コンパクトながらステップ類もローレットが刻まれた金属を採用していて、スズキの本気度が伺えます。
「GSX -R125」は決して廉価版スポーツレプリカというわけではなく、125ccクラスの本格スポーツレプリカモデルなのです。