ヤマハのテクノロジーが生み出したバイク
ヤマハのグランドマジェスティ400は、メーカー希望小売価格が税込みで約75万円となっています。
2次エアを各排気ポートに導入したことで、排出ガスに含まれる有害物質削減に成功しています。
燃料と空気の混合比最適化を実現し、O2フィードバックでの制御の三元触媒によって環境性能達成もしています。
このようなヤマハのテクノロジーによって、平成19年国内排出ガス規制の基準をクリアしています。
グランドマジェスティ400の特徴
搭載エンジンが低速域から高速域までの吸排気を安定させ、サクションピストンの付いたフューエルインジェクションを装備したことによってクルージング性能も向上しています。
アイドルスピードコントロールを装備していることで、始動性に優れ安定したアイドリングになっています。
高剛性のアルミフレームをメインフレームの上にレイアウトし、フロント側は金型鋳造、リア側はCFアルミダイキャスト技術を使いヤマハ独自に製造しています。
これによって、より高剛性化したアルミフレームとなり、グランドマジェスティ400ならではとも言えるハンドリングの軽快さと安定感を生み出しました。
リアサスペンションは2本それぞれに独立しており、大径ロッドで12.5mm、採用したプリロード調節機構は5段階となっています。
グランドマジェスティ400特有の安定感と快適さに満ちた、質の高い走りを実現しているのです。
ブレーキも5段階アジャスターのおかげで、ライダーの好みや体格に合わせて調節できます。
さらに、制動時のブレーキタッチフィーリングに対する配慮もされています。
前輪には有効径237mmダブルディスク、後輪には有効径233mmのシングルディスクと大径のものを装着しています。
高剛性のアルミフレームとの組み合わせによって、街中での走行から高速域までどんな走行シーンでも制動力に優れています。
エアダクトが走行風の流れ改善、巻き込み低減と同時にライダーに当たる風を軽減しています。
前輪の14インチホイールは、高速での走行中のコーナリング、クルージングだけでなくワインディングでも操作性に優れます。
ライダーを風から守るスクリーン、効率的に走行風を後部へと逃がすボディフォルムなどが、高速での走行中に空気の流れを緩やかにして風切り音の低減も実現するため、色々な工夫をして快適に走行できるようにしています。
陰影深くソリッドなフロントマスクによって、その雰囲気はより洗練されたものとなり、強調された彫りの深さをより引き締めているのは、マルチリフレクターデュアルヘッドライトです。
ロー・ハイビームともに2灯同時での点灯にしているだけでなく、配光性能に優れているため薄暮時や夜間の走行では安心できます。
リアビューは印象的で、グランドマジェスティだということがひと目で分かります。
12個のLEDが使用されているテールライトとストップランプは、視認性に優れている上に際立った個性を持っています。
グランドマジェスティ400の外観
前後5段階に調節可能なフロントシートによって、ライディングポジションを自在なものとなっており、ロングクルージングであっても疲れづらい設計でもあります。
タンデムシートは2人乗り走行での快適性への配慮もあり、ホールド性の確かさ、クッション性にもこだわってバックレストを標準で装備しています。
外装カバーやフットステップの形状はパッセンジャーもリラックスできるように作られており、ふくらはぎのフィット感がアップしていてタンデムライディングが快適になっています。