バイクのタイヤが重くなる3つの原因を理解しよう
バイクに乗っているとタイヤが重たくなったような感じがする、その結果取り回しが悪くなってしまうことがあります。
これはバイクの特定のパーツに何らかの異常が起きていると考えられます。
その原因として、主に3つが考えられます。
それはタイヤの空気圧低下、ブレーキの引きずり、チェーントラブルの3つです。
特にこの中でも多いのが、タイヤの空気圧の低下です。
自覚はなくても走行しているときに釘などを踏んでしまって、タイヤに穴や傷がついてそこから空気が徐々に抜けている可能性があります。
そのほかにも何らかの影響で、ブレーキがかかった状態のままになっている可能性も考えられます。
さらにチェーンの状態が悪くなると、タイヤの回転が悪くなって、以前と比較してタイヤが重たいと感じてしまいます。
タイヤが重たくなった場合の対処法を紹介
いずれの場合でも、そのまま走行しているとより深刻なトラブルの発生するリスクが高くなって危険です。
タイヤとブレーキ、チェーンのいずれかに問題の発生していることは間違いないので、どこでトラブルが起きているのかチェックしてみましょう。
まず、タイヤの空気圧に問題が発生していないか確認します。
目視してタイヤのどこかに傷や穴の開いている箇所はないか、手で触ってみてたわんでいるところはないか確認してみてください。
また、釘のようなものが刺さっていないかも目視してください。
表面だけに刺さっているような状態であれば、手で引き抜いても構いません。
しかし奥まで刺さっていて手で抜けないような状態になると、バイクショップなどで抜いてもらうようにお願いしましょう。
ガソリンスタンドに行くと空気圧をチェックしてもらえるので、最寄りのステーションで店員にお願いするのも一考です。
タイヤに問題がなければ、ブレーキの引きずりを疑ってみるといいです。
前後どちらかのブレーキが固着しているようなことはありませんか?
また、ブレーキキャリパーやブレーキパッドに錆が発生していて、そのせいで常にブレーキの買った状態が続いていることも考えられます。
ブレーキの点検では、パーツを外してチェックするような場合もあります。
自分でメンテナンスする自信がなければ、バイクショップに持ち込んでプロに確認してもらったほうがいいでしょう。
チェーンの異常がないかもチェックしてください。
チェーンのオイルが切れてしまっている、チェーンに錆がついている、チェーンの張り具合が異常を起こしていることはないか点検してみましょう。
チェーンのトラブルであれば、注油して動きを滑らかにすることでタイヤの重さを解消できる可能性は十分あります。